pp169 ルームベスト リバティ(ローン素材)で作る
リバティとボアの組み合わせは、とても軽く仕上がります。
それでいて寒々しさはなく、優しい雰囲気があります。
表地はリバティのみなので、
ポケットは仕様どおりでは通常そのリバティにつけますが、
薄地のリバティは、ポケットを支えるには少々心もとないので、
できれば、リバーシブルを考えずに、裏地のボアまで通してステッチを入れるのが
おすすめです。特に今回のように、ボア×リバティの2枚仕立てのポケットは
更に重みを増すので、注意が必要です。
ポケットの作り方は、表地と裏地、それぞれ同じ大きさに裁断したものを、
ちょうど、コースターを作るように、返し口を残して中表にぐるりと縫い合わせ、
表に返してステッチで身頃につけながら返し口を閉じるという方法です。
ポケット口の縫い代は、1cmになるように、あらかじめパターンをカットします。
裏地がボアなので、同寸で縫っても、程よく裏からボアが顔を覗かせ、
アクセントになるという計算です。
リバティでルームウェアとは贅沢ですが、年配の方へのプレゼントなど
ワンラックアップの、贈り物にとても素敵だと思います。
| 固定リンク
最近のコメント