pp178-pp179 トールサイズ補正
簡易的ではありますが、トールサイズへの補正をご紹介しています。
A4サイズのレシピになっておりますので、補正は個々でお願いします。
こちら からダウンロード可能です。
ベンツ部分の芯地も大きさが変わるので、ご注意くださいね。
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簡易的ではありますが、トールサイズへの補正をご紹介しています。
A4サイズのレシピになっておりますので、補正は個々でお願いします。
こちら からダウンロード可能です。
ベンツ部分の芯地も大きさが変わるので、ご注意くださいね。
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polka drops ではよく「伸びどめテープは薄くて柔らかいものを」とお伝えしていて、
私どもが普段使っているテープは条件にぴったりなのですが、なかなか市販されていないので
(文化服装学院の購買部には置いてあります)
ずっと、仕入れることはできないか、市販されていないか、
似たようなものはないだろうかと探していました。
で、市販されているものの中で一番良いと思えるものをやっと見つけました。
ストレートですが柔らかくテンションがあり、カーブにもついていきやすく、
何より薄くて柔らかく、万能です。
がっちり伸びどめ効果が欲しい時には不向きかと思いますが、
Tシャツ、トレーナーや、次回新作のジャケットにもおすすめです。
とにかく接着しても生地が厚くも硬くもならず、風合いを損ねないです。
商品説明にあるとおり、使用感を感じない、優れものです。
アピコなどと比べても、厚みなど、特徴の違いがとてもわかると思います。
(どちらが良いというわけではないので、用途に合わせてお選びくださいね)
私どもが普段使っているテープも同じ「東海サーモ株式会社」さんの商品なので
品番が違えど、殆ど同じものじゃないかなぁと見ています。
50m巻きなので、ガンガン縫う方向けですが、1m15円以内と考えると
それほど高い買い物ではないかもしれませんね。
色も4色あります。
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以前作ったパーカー、お洗濯を繰り返していくと、
画像のように、縫い目という縫い目から生地が避けてくる事態に。
部屋着だったので無頓着でしたが、考えてみたら
その時、針を、ニット用に変えずに縫っていたかもしれません。
そのため、鋭い針先で生地を編んでいる糸を切ってしまい、
そこから穴が開いた・・・のだと思います。
(殆どの縫い目がこうなので、それしか理由も考えられません・・・)
「ニット生地を縫うときは必ずニット針を」というのが一般的ですが、
実際には、ニット針を使わなかったからといって
すべての生地がこうなってしまうわけではなく、
たいていの生地は、普通に縫えて、生地の糸を切ってしまう事は少ないです。
ただ、一般的に細い糸で編まれているニットには、起こりやすいと思いますし
基本はやはりニットにはニット用の針と糸、ですね。
また、生地を作っている糸が滑りにくくでできている、
他には、針先に傷がある、ミシンの押さえが強くて、生地を傷めてしまう、
などによっても、同じようなことが起こるかもしれません。
皆様も、ご注意くださいね。
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シャンブレーはたて糸に色糸、横糸に晒糸(さらしいと)を使った平織りの生地で
霜降りの雰囲気に仕上がった、無地調の先染め織物です。
つまり縦と横の糸色が違っているわけです。
で、ワンピースを作る際、生地の用尺の関係で身頃を横地の目で裁断したのですが
そのことを忘れて、ヨークを縦地の目で裁断してしまい・・・縫うときも気づかず
角度によっては、色目が違って見えることになってしまいました。
写真は、一番極端に見えるところを狙ったのでずいぶん差があるのですが
普通に見ると、よく見ないと気づかないというか、気にならないというか、その程度です。
場合によってはデザインだと主張もできる。
でも失敗したのは私自身が一番わかっていて、注意力のなさに少しガックリします。
生地に関しては、きっと知識としては頭に入っていても、
体が覚えていないのでしょうね。だから今だにこんな間違いをしてしまいます。
もっともっと生地を触って縫って勉強したい!と改めて思いました。
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女の子らしい、簡単でボリュームあるアレンジのご紹介です。
ピーナッツラインパーカーのサンプル作成時、
フード端を少しアレンジ、共布、2cm巾のフリルをぐるっとつけました。
簡単にアレンジできるので、フリル好きなお子様がいらっしゃったら
ぜひトライしてみてくださいね。
PDFデータは こちら です。
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絶対に必要というわけではないけれど、あればとても便利です。
ハンガーにかけたまま使える、スチームアイロンです。
パタンナーと一緒に、実際に目の前でシワが綺麗に伸びるのを見て、
1つずつ購入しました。値段もお安いところで 2000円程度からあります。
早速テストしてみました。
1枚目はリバティで。
アイロン台にふわりと置いた状態で、手を使わず、一切触れず、
ブラシで撫でながらスチームをかけただけです。
2つ目は、夏物の、ゆうとのパンツを出してきて。
リックラックさんの麻デニムです。(綿50% 麻50%)
こちらはしまいこんでいたので、しっかりとシワが入った状態です。
こちらも手を触れず、スチームとブラシのみで。
けっこう綺麗に伸びたかなと思いました。
頑固なシワは取りにくいですが、全体的にナチュラルな感じで仕上げるなら
充分使えると思います。
ただ、これ1本だけで家庭でのアイロンがけやハンドメイドに使うのは
少し難しいと思います。圧力をかけて使う芯貼り、しっかりと面積の広い箇所を
かけたい場合などには、普通のアイロンが良いと思います。
また、小さいとはいえ旅行に携帯できるサイズでもないですし、重さもあります。
そういったことから、用途をしっかり考えて購入するべきアイテムだと思います。
手作りの洋服を綺麗に仕上げるのに欠かせないのはアイロンです。
歪まず縫うことよりも、工程ごとにかけるくらい、こまめなアイロンがけが
仕上がりに大きく影響します。細かくアイロンをかけながら縫えば
仕上げアイロンは不要とも言えます。
私も学生の時、縫製の課題は点数が悪かったのですが、
アイロンに気をつけるようになって C→Aに変わりましたよ~^^
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リバティとボアの組み合わせは、とても軽く仕上がります。
それでいて寒々しさはなく、優しい雰囲気があります。
表地はリバティのみなので、
ポケットは仕様どおりでは通常そのリバティにつけますが、
薄地のリバティは、ポケットを支えるには少々心もとないので、
できれば、リバーシブルを考えずに、裏地のボアまで通してステッチを入れるのが
おすすめです。特に今回のように、ボア×リバティの2枚仕立てのポケットは
更に重みを増すので、注意が必要です。
ポケットの作り方は、表地と裏地、それぞれ同じ大きさに裁断したものを、
ちょうど、コースターを作るように、返し口を残して中表にぐるりと縫い合わせ、
表に返してステッチで身頃につけながら返し口を閉じるという方法です。
ポケット口の縫い代は、1cmになるように、あらかじめパターンをカットします。
裏地がボアなので、同寸で縫っても、程よく裏からボアが顔を覗かせ、
アクセントになるという計算です。
リバティでルームウェアとは贅沢ですが、年配の方へのプレゼントなど
ワンラックアップの、贈り物にとても素敵だと思います。
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以前は茶封筒を使っていましたが、徐々に見出しつきのクリアファイルに
移行しています。
私が持っている型紙はほとんどがお店の商品で、お客様からのお問い合わせに
スムーズにお答えできるよう、取り出しやすく見やすく、しまいやすい、
システマチックな収納を考えていたのですが・・・
キングジムの差し替え見出しつきクリアファイルを今は使っています。
入れ替えできる見出しがあり、簡易的ですがストッパーがあり、
中身が飛び出にくく、無駄に広がらないようになっています。
■茶封筒のメリットデメリット
デメリットは、見出しがないので(表に品番等は入れていたのですが)
ずらっと並んだ状態では目当てのアイテムを探しづらい。
メリットは、A4茶封筒の方が、A4クリアファイルより大きいので、
型紙を折って入れる場合、折りじわが最小限で済む。
やはり探しやすさという点でクリアファイルの方が良いです。
ふつうのクリアファイルよりも少し割高になるのですが、
一旦揃えて、あとは無駄に増やさないように管理するようにしたいと思います。
他のお店でいただいたおまけレシピなども、すべて見出しを書いて管理。
定期的に処分して、見出しはまた違うものと差し替えてずっと使えます。
型紙以外の、日常使っているようなものも「切り抜き」「年金関係」
「学校」「習い事」など同じファイルを使い、見出しをつけて管理する事にしました。
型紙で、アレンジしたときなどは、パターンに日付や内容を直接書き入れています。
綺麗な作成ノートなどを作れれば素敵なのですが、私の場合は使い勝手優先です。
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問い合わせが多かったので、2枚仕立てにする手順をお伝えします。
表地がチクチクしたり、2枚にして保温性を高めたい場合、
肌が敏感なお子さまのため、肌に当たる部分は優しい素材が・・・という場合などに
アレンジとしてお使いいただける方法です。
本来は、コートやジャケットの裏地と同じように、パターンを展開し、
内パンツ専用のパターンを作るところですが、カジュアルなアイテムだということと、
できるだけ簡単に・・・ということを優先して、今回は同じパターンを使います。
ちなみにこの方法は、縫い代始末は必要がなく
視点を変えると、とても作りやすいのではないかと思います。
1 型紙のパンツ裾は、縫い代1cmにします。
2 生地を裁断します。外パンツ、内パンツそれぞれです。
ベルトは1枚です。
3 内パンツも外パンツも同じように、手順どおりに筒状に縫います。
4 外パンツ(右)と内パンツ(右)の裾を、中表に合わせて一周縫い合わせます。
左右同じ要領です。
5 出来上がりの形に整え、股下の膝位置あたりを中心に、中とじをします。
同じく、脇側も、真ん中あたりで中とじします。
(中とじ・・・外パンツと内パンツが離れてねじれないように、縫い代同士
粗い縫い目で縫い合わせてゆるく固定することです。)
6 外パンツの股ぐり、内パンツの股ぐりを、それぞれ縫い合わせます。
7 股ぐり(股のあたり)を、中とじします。
8 外パンツ、内パンツのウエストを合わせて、ぐるっと仮留めします。
9 ベルトつけをして完成です。
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新作のご紹介が遅れていて申し訳ありません。
今回はキルティング素材で作るダッフルコートです。
(裏地つきで、仕様書もそのようになっていますが、少し工夫すれば
裏地なしでもお作りいただけます。)
裏地のパターンは表地のパターンとは別の、専用のパターンになっています。
(縫いの難しさは変わりません)
縫い代のつけ方が表地と違うのはもちろんですが、形そのものが違います。
(違うというよりも厳密には表地から展開した、少し違う形状になっています)
体が動きやすく機能するように、裏地は基本的に
表地よりも沢山のゆとりを必要としています。
そのため、パターン操作により、人間の運動に合わせた裏地パターンを作成し、
より着心地の良い形を作ります。
ただしこれは、工業用(工場で量産するための)パターンの話です。
それでは、もっと色々な所に手間隙をかけているはずの、
オートクチュールのような場合はどうなるでしょうか。
オートクチュールでは、もともとあまり紙のパターンを起こしませんが、
起こす事があっても、表地のみで、裏地はほとんどありません。
(パタンナーや私が認識している限りですが・・・)
表地と同じ形で(縫い代巾などは多少違いますが)基本的に裁断します。
と、ここまで書くと、工業用パターンの方が手間がかかっているように思いますが
オートクチュールは、パターンではなく「縫い」で、裏のゆとりを出していきます。
基本的に1点ものなので、1枚1枚、生地や着る人の体型に合わせて、
経験とカンとセンスで、縫いながらゆとりを加減して入れるという
高度なテクニックで作ります。
工業用パターンは、スピーディーに同じものを沢山仕上げるために、
「誰が縫っても同じ仕上がりになり、縫製に手間が少ない」ことが前提なので
本来手作業で入れるゆとりを、パターンで入れているというわけです。
裏地は、テロテロしていて裁断しにくい、縫いにくいイメージですが、
スカートやパンツに使うような、普通地用の厚みの裏地ではなく、
コートの場合は、「コート用」「厚地(裏地の中では)」を使います。
少ししっかりしていて、普通地用ほど縫いにくいということもないと思います。
今回私はサンプル用にベンベルグのベンフルフルという裏地を使いましたが
(キュプラ100%)扱いやすく、キセも綺麗に入りました。
他にもポリエステル系などはしっかりしていて扱いやすいと思います。
裏地のあるコートは、一番寒い時期でも暖かいですし、するっと着心地良いです。
これからの季節におすすめです。などと言ってまだお待たせしてしまっておりますが、
きちんとした形で、準備出来次第、ご紹介させていただけたらと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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